宇陀の源五郎星のお話

2014年10月28日

源五郎星とは、冬の時期に南の空の地平線すれすれに短い時間だけ見ることができるカノープスと言う星の別名です。
南半球で一番明るい星で、全天でもシリウスに次いで明るい恒星なのですが、関東や関西辺りからだと地平線に近いため、空気が余程澄んでいないと見ることができません。
また、実際は、シリウスと同様青い星なのですが、地平線に近いため、朝日や夕日と同じように赤く暗く見えます。
このように滅多に見ることができない星と言うこともあって、
各地に色々な呼び名や伝説が残っています。

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10月下旬現在は、南中時刻がだいたい朝の4時頃ですが、これから少しずつ早くなり、2月の初めごろには夜の9時頃に見られるようになります。
南の空で(惑星を除いて)一番明るいシリウスの真下、少し右辺りになりますが、あまりに低いのでパッと見、街灯りと錯覚するかも知れません。
よく見ると少しずつ右に移動していることから、街灯りではなく星だと言うことがわかります。

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中国では南極老人星と言われ、見ることができると寿命が延びるおめでたい星だそうです。
日本では、どちらかと言えば災いの前兆のような伝説が多いそうですが、なかなか見えないことからファンも多くて関東では房総半島の南端まで観測に出かける人も多いとか。
奈良の宇陀では古来「源五郎星」、三輪では「源助星」と呼ばれるそうですが、由来ははっきりしません。一説によれば大峯の源五郎坂?の上に一瞬だけ現れるからだそうですが…

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