雲海発生の仕組み

2015年11月09日

晩秋は雲海の季節、針テラス周辺でも雲海を見られるチャンスがあります。

→ 放射冷却霧による雲海発生のメカニズムについては、こちらをご覧ください。

今回は、大和高原で見られるいくつかの雲海の種類をご紹介しましょう。

(1)先ずは、雲海の代表格、放射冷却霧による雲海です。
 良く晴れた日の夜中から早朝に地表の温度が下がることによって発生します。
 早い場合は前夜から、遅いときでも日の出の1時間前には霧が発生し始めます。

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 上空よりも地表の方が気温が低くなる「逆転層」が特徴です。
 雲海の表面が平らで、朝日に照らされることが多く、風景写真に好まれます。
 日の出から1時間くらい、遅くとも昼頃までには消滅して晴天になります。

(2)2つめは、移流による霧です。
 別の場所で発生した霧が風などで移流してくるケースです。
 湿度の高い湖などで発生した霧があふれ出して流れ込んでくることが多いです。

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 上の写真の場合は、室生ダム湖(後方)からの霧の移流が見られます。
 実際は天満川で発生した霧と湖から移流してきた霧が合流しているようです。
 この他、移流してきた空気と水面の温度差によって霧になることもあります。

(3)最後は、雨天時や雨上がり直後の霧です。
 雨が降ると湿度が高まると同時に気温が下がって霧になります。
 放射冷却ではないので時間帯に関係なく発生します。

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 立ち上るような形になることが多いですが、覆うように広がることもあります。
 天気が悪いので日光を浴びて色が付くことは滅多にありません。

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