ホタルの写真を撮ってみませんか?(上級編)

2015年06月27日

→ ホタルの写真を撮ってみませんか?(2014年6月掲載)の上級編です。
→ ホタルの写真を加工してみませんか?(2015年5月掲載)も参考にして下さい。

【 レンズについて】

最近のデジカメは、ISO感度を上げて撮ることができるので、ゲンジボタルくらいの明るさがあれば普通の標準ズームレンズでも十分撮影は可能です。ただ、ISO感度を上げればそれに比例してノイズが増えてきますし、後から明るさやコントラストを補正するなどの加工の余地を残しておくためにも明るいレンズ(Fの値が小さいレンズ)を使った方が綺麗に撮ることができます。
また、明るいレンズであればピントを合わせる位置や絞りを変えるなど表現にも幅が出せます。

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そこでオススメするのが単焦点レンズです。単焦点レンズは、ズームができない代わりに明るくて軽量、同じクラスの高級ズームレンズよりも価格も安くて手軽に購入できます。
各社の焦点距離50mmでF1.4くらいのレンズが特に安くてホタル撮影に最適です。
上の写真左側が85mmF1.8、右が24mmF1.8ですが、撮影場所によって24mm~100mmくらいの間で何本か準備できれば完璧でしょう。
ズームレンズは、焦点距離を変えるとピントの位置も変わってしまうものが多いですが、単焦点の場合は、あらかじめピントを無限遠に合わせてテープで固定しておけば、(近い距離の花などにピントを合わせたい場合は除いて)大抵の場所の撮影に対応できるので暗闇でピント合わせに悩むこともありません。

【 タイマー付きリモコンレリーズ】

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次は、タイマー付きのケーブルリモコンレリーズです。
タイマー無しのレリーズで手動でシャッターのON/OFFをすれば、ホタルの「乱舞の呼吸」に合わせて、より短い時間に沢山のホタルを写し込んだり、車のライトが近づいた時には即座にシャッターを閉じたりと臨機応変に対応できますが、最初から合成前提で撮影するのであれば、これを使った方が楽です。
例えばタイマーを露光1分に設定して、連続で60回(1時間)繰り返し撮影することもできます。
(カメラ側の長秒時露光のノイズリダクション機能は必ずOFFにしておきます。)

タイマー無しのケーブルしか持っていない時は、カメラをM(マニュアル)モードで長めの露光時間(例えば30秒)にして、連写モードで、ボタンをONで固定する方法や、カメラによってはインターバル機能を使う手もあります。

ただ、デジカメは連続して撮影するとイメージセンサーの発熱でノイズが蓄積してきますので、タイマーや連写を使わずに、ホタルの「乱舞の呼吸」に合わせて手動でシャッターをON/OFFした方が綺麗に撮れます。

【 遮光アイテム】

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さて、上の写真の左上は厚紙を艶消し黒で塗装したもの、右下は黒い布です。
布の方は、ライトを遮ったりするほか、カメラにかぶせてモニター画面などの光が後ろの人の迷惑にならないようにします。
厚紙はレンズの前を遮って車のライトを防ぐほか、グラデーションフィルター代わりにも使えます。
例えば1分の露光のうち55秒までは空の部分を厚紙で隠しておき、その後ゆっくりと厚紙を取り除くことで、空の部分にハーフNDフィルターのような効果を出すことができます。

【 緊急時用のLEDライト】

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最後はLEDライトですが、これはホタル撮影では(特にほかに人がいるようなところでは)使いません。あくまでも緊急用として持参しています。
携帯のディスプレイでも明るすぎるくらいですので、レンズの付け替えなどもできるだけ灯りを使わずに手探りで行いましょう。

いよいよ大和高原のゲンジホタルも最終ステージです^^/
素敵な写真が撮れるといいですね!

 

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