お水取りが終わりました。

2017年03月17日

3月14日に東大寺二月堂の修二会が終わり、奈良にも春がやってきました。

一般に二月堂の回廊を巡る「お松明」が「お水取り」と呼ばれ親しまれていますが、本来の「お水取り」は、3月12日の深夜(13日午前1時半ごろ~)に二月堂の前にある閼伽(あか)井屋の若狭井から香水を汲み上げて十一面観音にお供えする儀式のことです。
回廊の「お松明」は、3月1日から14日まで毎日見ることができますが、12日午後7時半からの松明だけは籠松明と言うサイズの大きなものです。この日だけは普段の十倍ほどの参拝者・観光客が殺到し大混雑となるため、一般の参拝者は、二月堂正面の芝生エリアには入ることができません。また、参拝も入れ替え制になっているので、ほとんど歩きながら1~2本だけしか見ることができませんので、じっくり最初から最後までお松明を見たい人は12日を避けるのが賢明ですね。


↑ 安全のため照明も点けられるので、雰囲気的にも、12日はオススメではありません。(^^)

さて、12日の籠松明の約6時間後には、いよいよ「お水取り」が始まるのですが、さすがに深夜の儀式に参列する人はそれほど多くはありません。二月堂南側の石段下と閼伽井屋の前にはロープが張られ、一般の参拝者は、そのロープの外側から拝観します。

最前列は、午後11時ごろには埋まっていますが、前列の方は座って見られることが多いので、2~3列目でも十分に見えます。ただし、ロープの内側に世話役の方が立たれることもあります。

午後2時前くらいに奏楽が流れる中、二月堂の南側の階段から松明と共に行列が下りてきて、閼伽井屋で閼伽桶に香水を汲みます。これが、繰り返し三回行われます。二月堂縁起によれば、「魚を採っていて二月堂への参集に遅れた若狭の国の遠敷明神が、遅れたお詫びとして、二月堂のほとりに清水を涌き出ださせ観音さまに奉った」ことに由来するそうです。これに先立ち、3月2日には、若狭(福井県小浜市)の神宮寺で、お水送りが行われまています。そのお香水が、10日間かけて12日に二月堂の若狭井に届くと言われます。

写真撮影は可能ですが、フラッシュやAF補助光など光を出すものの使用は厳禁です。照明は消されて篝火と松明の灯りだけなので、高感度のデジカメや明るいレンズを使わないと綺麗に撮ることは難しいでしょう。

blog information 奈良の特産品ネットショップ
都祁・針の見どころ・観光スポット(195)
おすすめイベント情報

針テラス情報館 facebookページ

ならまち情報サイト
△このページの先頭に戻る△