当麻寺の練供養会式に行ってきました。(5/14)

2016年05月15日

昨日は、当麻寺で1000年続くと言われる練供養会式がありました。
全国の練供養の発祥で、極楽から現世に里帰りしていた中将姫をお迎えに行く様子が再現されます。

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当麻寺の本堂である曼荼羅堂(この日だけは、極楽浄土に見立てて極楽堂と呼ばれます)から東側にある娑婆堂まで長さ110mの廊下(来迎橋)が仮設されています。極楽堂が極楽浄土、娑婆堂が現世を表しているというわけです。
傾斜した廊下が沈みかけている夕日に向かって一直線に伸びているので、特に昨日のように良く晴れていると雰囲気が盛り上がります。もともと当麻寺は、夕日が沈む二上山の麓にあるため極楽浄土に近い場所と考えられていたそうです。

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午後4時になるといよいよ練供養会式が始まります。お坊さんや(中将姫をお載せする)お神輿に続いて、お稚児さんの行列があります。
「逆光で写真が撮れない!」という声があちこちから聞こえますが、ここは雰囲気の良い写真を撮るチャンス(^^)
人物の周囲に光の輪郭が浮かび上がる「ラインライト」やフレアで神々しさ倍増のショットを狙いましょう!

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二十五菩薩の後に登場する観音菩薩・勢至菩薩・普賢菩薩、特に観音菩薩の「中将姫をすくい上げる」ような独特の動作は必見です。
ゆっくりと進んだ行列は、しばらくすると娑婆堂で中将姫をお神輿に載せて折り返してきます。

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行きと帰りでは先頭が逆順になって、観音菩薩などの三菩薩から二十五菩薩という順序で来迎橋を昇ってきます。
今度は順光になるので眩しさもなく見やすいでしょう。ただし極楽堂の近くまで来ると日が低くなっているので日陰になってしまいます。

ところで、当麻寺の伽藍配置は、ちょっと独特です。参道は東から西に向かっていて、本堂である曼荼羅堂も西を向いています。
ところが、二本の塔は薬師寺などと同じように東西並んでいて、その結果、二本とも参道の南側に並行するような位置関係になっています。
これは、もともとあった本堂が平安時代に建てられた曼荼羅堂に本堂を取って代わられたためだそうで、この辺りも詳しく調べると面白そうですね。

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